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2015. 7. 19 聖霊降臨節第9主日礼拝
「共に喜ぶ群れ」 林邦夫 牧師
フィリピの信徒への手紙2:12-18
パウロはフィリピの人たちに、キリストの福音のためにどんな苦しみを受けても神を信じて、「つぶやかず疑わないですべてのことをなせ」と迫ったのです。しかし一方そのパウロ自身は、あなたたちの信仰をすすませ、救いを達成させるために自分の血を流し殉教しても悲しまない、むしろ喜ぶのだと断言しています。実際パウロは、キリストのために獄に捕えられているという境遇の中からこのように発言しているのです。
このようなパウロの発言は、自分が「キリスト・イエスによって捕えられている」というはっきりとした確信に裏打ちされています。キリスト・イエスがわたしを捕えて下さっており、投獄も死もこれを妨げることがないと信じるなかで、パウロは自らつぶやかず疑わずに行動し、また私たちにも同じようにすることを勧めているのであります。
礼拝、それは喜びへの扉を開く一本道。主にあることを共に喜ぶ群れ、喜びがわたしたちを招き、私たちを押し出す。どれほど強固に見えても、喜びのない共同体、礼拝の群れは疲弊してしまいます。
2015. 7. 12 聖霊降臨節第8主日礼拝
「霊の結ぶ実は愛」 林邦夫 牧師
ガラテヤの信徒への手紙5:16-26
ここに列挙された「霊の結ぶ実」は、個人の徳というよりも、共同体形成の力となるものです。霊は神との交わりを作りだし、隣人との交わりを作り出す。聖霊はキリストの霊であり、聖霊の働くところキリストのからだである教会が形成されていくのです。「霊の導きに従って生きる」(25節)とは隊列を整えて前進することです。愛の交わりが、外に向かって拡がってゆくのです。
互いに挑みあう対立の時代の中に、聖霊を送ってください。どうか霊に励まされ、うながされて、愛と平和と喜びの共同体を築かせてください。
私たちは聖霊による主の御業に自らを明け渡す姿勢を整えなければなりません。そこにこそ人間的には小さい実であっても、それを聖霊の実と変えて下さり、そこにこそ神の国の実りがあることを信じるものでありたいと思います。
2015. 7. 5 教会創立123周年記念礼拝
「命に至る道を歩んで」 藤原一二三先生
ヨハネによる福音書14：1-6
《大阪城北教会の122年の歴史》
1893年（明治26年）日本福音教会 大阪四つ橋に講義所
を開き、大阪伝道を開始する。
1896年（明治29年）井上文慈郎牧師 北講義所を開き、
日本福音教会大阪福音教会を始める。
1926年（昭和元年）藤田昌直牧師大阪市内大仁本町に集会
所を開設し、大阪城北教会とする。
1933年（昭和8年）熊谷政喜牧師 吹田市片山町で家庭集会を始める。
1936年（昭和11年）現在地に教会堂を建設する。
1939年（昭和14年）船本坂男牧師就任
1941年（昭和16年）国家宗教団体法によって、日
本基督教団に合同する。
1945年（昭和20年）終戦 国家宗教団体法の廃止
大阪城北教会は教団に残る。
1950年（昭和25年）藤ヶ丘幼稚園開設
1970年（昭和45年）会堂建て替え、新会堂を献堂
1985年（昭和60年）3月 船本坂男牧師隠退
1985年（昭和60年）4月 大村清牧師就任
1990年 小見のぞみキリスト教教育主事就任
1992年 創立100周年の記念礼拝と式典を行う。
礼拝堂の改装、集会室の建設
2005年 バリアフリー・トイレ、日本間、牧師館の
建設
2008年 会堂、幼稚園舎の耐震補強・改修を行う。
2011年3月 大村清牧師辞任・小見のぞみキリス
ト教教育主事辞任
2011年4月 林邦夫牧師・林陽子牧師就任
2012年 創立120周年記念礼拝・講演会を行う。
