「自分の命のことで何を食べようかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。
命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
烏のことを考えてみなさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。
だが、神は烏を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
あなたがたのうちのだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。
またなぜ、衣服のことで思い悩むのか。
野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。
栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。」

ルカ12章22~32節/マタイ6章25~34節